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バスには運転手さんと車掌さんが乗っていました。

バスに乗るときは、車内で車掌さんから切符を買っていました。

車掌さんは大きな黒いお財布?を首からかけていて、

中には釣銭がぎっしり。

子どもの私は、お金持ち~と、うらやましかったなあ。

車掌さんが切符を売り終わったら、

「発射オーライ」

の声でバスが出発。

降りるときは、こんな感じです。
  
   車掌「次は国富、国富でございま~す。お降りの方はお知らせください。」

   客 「降ります!!」

   車掌「次、停車しまーす」

   運転手さんがバス停に車を止めます。



マイクも無いので、車掌さんは声はって言っています。

お客さんのほうも、車掌さんに聞こえないと停まってもらえないので

大きな声で言っています。

でも、バスが満員になると、おじいさんやおばあさんの声はとおりにくく、

ときどき、車掌さんが気づかないときもあります。

そんな時は、まわりのお客さんが教えます。

   「おい、降りる言ようるでえ!」

車掌さんは慌てて「次、停車です!」と運転手さんに言います。


そんなこんなで、バスは時間通りにはまず来ません。

お客さんも、そんなもんだと思って乗っています。

のんびりした時代だったんですね。

昔の両備バスの写真は両備バスのホームページで見られます