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ビニール袋もラップもトレーも無い時代、

お店の商品の包装はどうなっていたのでしょうか。


お菓子屋さん

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お菓子は量り売りでした。

それぞれケースに入っていて、100g〇〇円、と立札が立っています。

お店の人は、お客さんが欲しい量を量ると、新聞紙をくるっと丸めて三角にし、

その中にお菓子を詰めてくれました。

たまに、せんべいに新聞紙の文字がくっついていたりもしましたが、

だれも、そんなこと、気にしていませんでした。


八百屋さん

みんな、藤で編んだ買い物籠を持って買い物に行っていました。

野菜類はそのまま籠に入れて持ち帰りました。


豆腐屋さん

豆腐は豆腐屋さんが売りに来ていました。

豆腐屋さんのラッパの音が聞こえると、

ボールやどんぶりに水を張って買いに行きました。

水の中に豆腐を入れてもらって、持ち帰りました。


お肉屋さん

お肉はいつも竹の皮に包んでありました。

竹の皮は、いまも高級なおにぎりを包んでいたりしますよね。

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昔は、新聞紙ではぬれて破れると思ったら、竹の皮に包んでいたようです。

まあ、でも、お肉ですよね。

当時は、お肉は今より効果で下から、竹の包みを見ただけで

おーっ!今夜はすき焼きか、って喜んでいました。


お米屋さん

米は、お米屋さんに買いに行っていました。

大きな米袋を家から持って行き、お米屋さんがますで図って入れてくれていましたね。

そういえば、単位はキロではなく、1升とか2升とかでした。

戦後の名残で、我が家には配給手帳というものがありました。

母は、また必要になるときが来るかもしれないから、と大事に保管していました。

結局、使うことはなかったですがね。




使い古しの新聞紙や、竹林でいくらでも取れる竹の皮を使った包装。

マイバックの買い物籠、昭和40年ごろは、とってもエコな世界です。